ペットに最適なウォーターサーバー

【ペット】わんちゃんに飲ませて大丈夫なウォーターサーバーの選び方

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数年前から急速に普及しはじめたウォーターサーバー。

水が美味しい、健康維持や熱中症の予防に繋がるなどメリットも多く、気になっている方も多いでしょう。

どうせ置くなら、ペットのためにもなるサーバーを選びたいのが飼い主心というもの。

このページでは、ペットの飲み水についての知識、ペットがいる家庭に最適なウォーターサーバーの選び方、契約する前にチェックしておきたい項目をご紹介しています。

あんこ
飲める水がストックできたら、災害時も安心にゃ~

 

ペットに最適な水を知ろう

普段あまり意識することはないんですが、水って詳しく調べるとかなりの種類があるんです。

中にはペットに飲ませるのに向いていない水もあるので、どんな水が使われているかについてはしっかりとチェックしておきたいです。

ペットのためのウォーターサーバー選びでもっとも重要な、「ペットに飲ませてはいけない水・飲ませてもいい水の違い」を知っておきましょう。

 

ペットに良いのは中性の軟水

ペットの飲み水への適正を見極めるのにチェックすべき項目は、

  • pHという値で分けられる「アルカリ性・中性・酸性」
  • ミネラル成分の濃度によって分けられる「軟水・硬水」

この2つです。

それぞれの組み合わせで、大まかに6種類の水に分けられます。

あんこ
水にもいろいろあるんだにゃ~…

この中でペットに最適なのは「中性の軟水」です。

中性の軟水は尿路結石になりづらく、腎臓にも負担をかけないペットに優しいお水です。
逆に、これ以外の水を飲み水にすると尿路結石のリスクが高くなり、腎臓に負担をかけてしまいます。

普段の飲み水を中性の軟水にすることは、ペットの健康に大きく貢献してくれます。

病院には行きたくないにゃ…
きなこ

ちなみに人間の赤ちゃんのミルクを作るときの水も、ミネラル成分の多い水はあまりよくないと言われています。

中性の軟水はペットだけではなく、小さいお子さんがいる、または今後生まれる予定のあるご家庭に最適です。

 

「中性の軟水」を考慮したウォーターサーバーの水選び

ウォーターサーバーの水はいろんな種類があるように見えますが、基本的に「天然水」か「RO水」2種類のどちらかです。

天然水は、その名の通り「天然の水」。
採水後にろ過・殺菌処理はしていますが、ミネラル成分などは天然のままです。

RO水は特殊なフィルターを通すことによって、ミネラル成分などを極限まで除去した「きれいな水」です。
純水やピュアウォーターとも呼ばれます。

どちらも軟水のものが多いですが、pHについては弱アルカリ性~中性のものが混在しているので、しっかりチェックする必要があります。

 

ペットの飲み水として無難なのは天然水

RO水はミネラル成分がほとんど入っていないのでペットにも安全な水ですが、「飲まなかった」「水道水から切り替えたら下痢をした」という口コミもあります。

RO水は扱いに癖があることから、個人的には天然水で中性のものを選ぶのが無難かなと思っています。

>>【天然水orRO水】ペットの飲み水に最適なのはどっち?

 

ウォーターサーバー選びで意識したい水以外の要素

ペットのためのウォーターサーバー選びでは、チャイルドロックも気にしておきたい機能です。

ほとんどのメーカーではお湯のボタンにはチャイルドロックはついてますが、冷水のボタンにはチャイルドロックがついていない機種も多いです。

ボタンの形や位置によっては、猫や犬でも思わぬことで作動してしまう可能性も十分あります。

チャイルドロックがしっかりしていて、かつ解除はめんどくさくないのが理想です。

きなこ
\ピッ/ …ジョロロロロロ…
なんか乗ったら水が出たにゃ~!

 

人間にとっても使いやすいウォーターサーバーを

人間にとっても使いやすいウォーターサーバーを選ぶために、ウォーターサーバーにかかる費用やひと月あたりの注文ノルマについてチェックしておきましょう。

水の値段やノルマはウォーターサーバーの維持費の大半を占める部分なので、しっかりと確認して納得できるものを選びたいです。

また、ウォーターサーバーの電気代は1か月に300~1000円程度と、機種によってかなりの幅があります。

低電力のものを選べば電気ポットよりも安く済むので、消費電力にも配慮されたサーバーが選べるとベストです。

あんこ
人間はワガママだにゃ~

 

ウォーターサーバーを契約する前にチェックしておくべき項目

ここまでの内容を要約し、ウォーターサーバー契約前のチェック項目をリストにしておきます。

  1. 天然水かRO水か(好みや目的にあった水を選ぶ)
  2. 中性の軟水を扱っている
  3. チャイルドロックがしっかりしている
  4. 水代、電気代などの維持費が安い
  5. 月あたりのノルマに無理がない

これら5つのポイントを契約前に確認しておけば、ウォーターサーバーを置いたあとに後悔することはまずないでしょう。

ただ、数あるメーカーのすべての項目をチェックして理想的なウォーターサーバーを探すのは、かなりの手間とそれなりの知識が必要です。

ですが、ペットのためには万全の注意を払いたいというのが飼い主心(親心)というもの。

私がウォーターサーバーを選ぶ際、我が家の2匹の猫様のために全42社のウォーターサーバーを調べあげ、ペットが飲んでも安全なウォーターサーバーのデータを作成していました。

あんこ
42社!…暇なのにゃ?

…コホン。

そのデータをサイトに掲載しようと考えていたのですが、ざっとしたメモ書きなため自分で見返してもかなり見づらく…。

とてもそのまま載せられるものではなかったので、サイトの記事として書き直したものを公開しました。

犬やうさぎの飲み水に関しても猫と同じなので、猫以外のペットを飼っておられる方も参考にしていただけます。

【ペットが飲んでも安心な水が提供されているウォーターサーバー】

 

あんこ
僕らのためにしっかり選ぶにゃ~
飲めればなんでもいいにゃ
きなこ

 

水選びは難しい。でも嬉しいメリットもたくさん

ウォーターサーバー選びはすこし大変ですが、水をよく飲んでくれるペットを見ていると「置いてよかったな」と思います。

飲み水からしっかり水分補給してくれることは、ペットにとってもメリットがいっぱいです。

美味しくて新鮮な水がいつでも飲める環境で、健康に長生きしてもらいたいですね。

 

まとめ

このページの内容をまとめておきます。

  • ペットの飲み水は中性の軟水が最適
  • 中性の軟水は尿路結石のリスクを下げるのに効果的
  • ウォーターサーバーの水には天然水とRO水がある
  • 天然水は銘柄によって数値がバラバラ
  • RO水は安全性は高いが、扱いが難しい
  • ペットによる誤作動防止のためチャイルドロックのしっかりしたサーバーを選びたい
  • 長く続けるものなので、水代、ノルマ、サーバーの消費電力などもしっかりとチェック

これらを踏まえてペットに最適なウォーターサーバーを選び、動物にとっても人間にとっても快適な「水源」を確保しましょう。

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